フランス農業銀行本社社屋ランドスケープ / Campus Ever Green

  • フランス農業銀行本社社屋ランドスケープ
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所在地フランス パリ
期 間2010~present
発注者Credit Agricole
業務領域基本計画、基本設計、実施設計
協 働Atelier Kaba(建築計画/設計)

パリ郊外の街中の社屋庭園



ヨーロッパ最大手の銀行の一つであるCredit Agricoleが会社の建物や機能を一つの場所に集約するにあたり、ランドスケープの国際コンペを開催した。そのコンペに勝利したことでプロジェクトが始まった。下記の7つの基本理念をもとに、パリ郊外の街の中で、社屋庭園はどうあればいいのかと考え、計画・設計した。

7 Principles


私たちが敷地の計画、設計をするにあたって、以下の7つを基本理念とした。
1.Connectivity 連続性
2.Ambiguity あいまいもこ
3.Diversity 多様性
4.Livability 心地よさ
5.Sustainable Development 持続可能な開発
6.Sensitivity 感受性
7.Value of Time 時の移ろいの価値

Connectivity 連続性


敷地内外や建物内外の関係性を視覚的、生態的、物理的に連続させ、その関係性を強める。

Ambiguity あいまいもこ


空間の境をはっきりさせるのはなく、お互いの連続性を高める同時に、各空間がそれぞれの特性を備えているような、曖昧性によってつくられる空間

Diversity 多様性


空間的、機能的、生態的に多様性を確保することで、それらが相互に関係し合い、敷地自体もその周辺の環境への生物的多様性に貢献する。

Livability 心地よさ


生活の一部となる様な環境を緑やアクティビティによって作り出す。

Sustainable Development 持続可能な開発


このプロジェクトを進める中で、目に見える形でReduce, Reuse, Recycleを推奨していくことによって、人の行為や環境の維持・管理が相互に好循環をもたらしていく。

Sensitivity 感受性


五感を刺激する事によって、感覚的/感情的な反応を引き起こす事で、周辺の自然や環境との関わりを目覚めさせる。

Value of Time 時の移ろいの価値


過ぎて来た時間を価値のあるものだととらえる。過去の移ろいやその気候風土が生み出したものとして「場」をとらえる。
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