安波山みなとのみえる丘公園 / Amba Mountain Park
所在地 | 宮城県 気仙沼市 |
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期 間 | 1990~1991 |
面 積 | 24ha |
発注者 | 気仙沼市 |
業務領域 | 基本計画、基本設計、実施設計
現場監理 |
市民参加型による愛される公園
街の活性化のプロジェクト
気仙沼市は町の活性化を図るため港の整備等をはじめ、7つのプロジェクトを計画しておりこの計画はその第1号としてスタートした。
全市を対象とした参加型プロジェクト
市を活性化する為には市民の気持がまとまって町の将来について議論する事が大切と考え、気仙沼市広域を対象とした100人ワークショップを計画段階から施工段階まで継続的に行った。 実際にものを作り上げる段階にも参加する事によって、参加者全員が感動を分かち合える空間ができあがった。
参加とデザイン
参加のプロセスの導入とデザインの質向上の両立は大切であり、市民の意見を公平に聞きまとめあげてゆく事と、出来上がったものが人々の感動を呼び、その成果を創り上げた一員である事を喜びと出来る事が大切である。
風水と龍脈
風水の考えの中に大地の勢いを龍に見立てる考えがある。その視点で敷地を見ると計画地は北上山系に源を発する強い龍脈の一つであると読み取れる。その視点から龍をこのプロジェクトのシンボルとした。